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30歳、過労で長期入院。

IMG_4844のコピー 30歳の時、編集部で過呼吸を繰り返し、救急車を何度も呼ばれたりして、結局、過労で入院することになった。

 身長165.5センチ、44キロ(半月前には40キロを割った)。ひどい過敏性腸症候群で、生命の危機になるまで、痩せてしまった。スカートがウエストで、ぐるぐる回っていた。

 単行本の編集を2冊同時に抱えていた。野口悠紀雄先生と料理家のケンタロウの本だ。

 二つとも、大きな企画で、うまくすれば名刺代わりになる仕事だった。フリーランスにとっては、かけがえのない仕事だ。

 結局、野口先生の本は、最後までまとめることができず、編集長に肩代わりしてもらい、多大な迷惑をかけてしまった。

 病院には、一年いた。三歩進んで、二歩下がる。そんな病状だった。

 入院して、睡眠薬が処方された。それも、たんまりと。ひどい不眠症だった。いまでも、睡眠薬は飲み続けている。

 得たものと失ったもの。単行本は、二つとも、売れに売れた。編集部始まって以来の販売部数だった。企画・編集を担当して、編集者冥利につきた。

 でも、30歳で過労で倒れて以来、カラダの不調は続いている。40歳を過ぎて、乳がんも経験した。

 夢中になると、猪突猛進。なりふり構わず、没頭する。それが自分のいいところであり、危険なところでもある。

 あの時に戻れたらなぁ。過労になんてならずに今を生きていたら、家庭を持てたかもしれない。後悔はしていないが、憧れはある。

 仕事を持って、日夜がんばっているみなさん、カラダは本当に大事ですよ。何事もほどほどに。命をかけるほどのことじゃない。

 30歳で過労になって以来、睡眠薬を飲むようになったので、酒は止めるように医師に言われた。

 もっと未練があるかと思ったら、やめてみると、憑き物が落ちたように飲みたいとは思わなくなった。

 飲み会に出席しても、素面(しらふ)で盛り上がれる。いいことだ。二日酔いに悩まされることもなくなったしね。

 断酒、万歳! でも、壊れたカラダは、二度とは戻らない。後悔していないと先ほど書いたが、やはり後悔してるのかなぁ。

 人生100年時代。カラダの不調を抱えて、いつまで生きていられるだろう。

 母に死なれたら、一ヵ月くらいダウンすることがあるので、この家を回していく自信がない。掃除担当の母、料理担当のあたし。ゴミ屋敷になる日も遠くない。

 母に冗談で、父や妹と同じように大腸がんになって、母より先に死にたいと言った。

 末期がんになったら、ぬいぐるみのロビンちゃんとホスピスに入るんだと言ったら、「あたしも、あんたを残していくのが心配だよ」と言われた。

 40歳を過ぎても手のかかるあたし。母の子育ては、いつまでも終わらない。本当に迷惑かけますなぁ。

 ごめんね、かーさん。こんなはずじゃなかったのにね。
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プロフィール

カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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