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(7)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編) フレンチのフルコース

IMG_7143(3)のコピー メインダイニングのフォーシーズン・ダイニングルーム。

 朝食と昼食は、和食を中心としたセットメニュー。夕食は、本格的なフレンチのフルコースや和食など、日によって異なるメニューがいただける。

 飛鳥Ⅱの乗客は872名。メインダイニングでの食事は2回制だ。乗客の半分の400名以上の料理を、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくサーブ(提供)するのだから、並大抵のことではない。

IMG_8286.jpg 今回のフレンチのフルコースのメニュー。

IMG_8288のコピー2 アミューズは、桜島海老のカクテル。

IMG_8292 のコピー2 アペタイザーは、燻製にした美雪の鱒(ます)のマリネ。

 美雪鱒とは、コシヒカリと並ぶ、魚沼ブランド。地域の養魚場生産者と新潟県内の水面水産試験場が10年の歳月を経て、生み出したもの。母は「ニジマス」、父は「アメマス」の交配から生まれた新品種だ。

 鮮やかな紅色の脂の乗った身、もっとりとした食感、濃い旨みと甘みが特徴。サーモンより美味しいと思った。

IMG_8293.jpg 飛鳥Ⅱ自家製のフランスパン。昔から飛行機の機内食より、船旅の方が料理が格段に美味しいと言うが、料理とまでは言えない、フランスパンでさえ、格別に旨い。

IMG_8294.jpeg スープは、ビーツのポータージュ。ロシアのボルシチに赤い色を出すのに欠かせないビーツ。スープがクリーム色なのは、生クリームをたっぷりと使っているのだろう。

IMG_8295.jpeg フロム・ザ・シーは、真鯛のグリル 春キャベツのソース。これが旨かった。ソースが春キャベツ本来の甘みがあり、真鯛とよく合っていた。

IMG_8299.jpeg メイン コースは、5種類から選べる。

 黒毛和牛サーロインのロースト 筍と菜の花添え、シャラン産鴨胸肉のロースト 桃のソース、カレイのムニエル ふきのとうのクーリー、魚介のココット、季節の温野菜料理〜茄子のソテー〜タップナードソース〜。

 私と叔母は、黒毛和牛にした。飛鳥Ⅱは、専用の牛舎を持っており、牛肉には定評がある。前回乗船した時も、黒毛和牛を食べたが、とても柔らかく、旨みが濃い肉だった。

 写真はないのだが、母は、シャラン産鴨胸肉のロースト 桃のソースを選んだ。美味しかったようだ。

IMG_8300 のコピー2 デザートは、マスカルポーネと珈琲のムース チョコレートアイス添え。珈琲か紅茶が選べる。

 食事が終わり、デザートを待っていると事件(?)が起きた。隣に座っていた50代くらいのカップルの男性が、ボーイを呼び止めたのだ。

「彼女、今日、誕生日だから」とひと言言うと、ボーイは「おめでとうございます。かしこまりました」と言って、何やら準備をしに席を離れた。

 それを見ていた女性が慌てる。「あたし、誕生日じゃないわよ、やだぁ、もう」。男性は「いいじゃないか、ばれるわけでなし」とどこ吹く風。

 何が始まるのかと興味津々で事の成り行きを見ていたが、しばらくすると、ボーイがホールケーキを持ってきて、それを追いかけるようにギターを持ったバンドの一団が隣の席をぐるりと取り囲んだ。

「♪Happy birthday to you、Happy birthday to you〜」とバンドの演奏が始まり、周囲の人も手拍子をする。女性は、ますます恥ずかしそうに小さくなってしまったのだった。

 隣に座った叔母に事の顛末を小さく耳打ちすると、叔母は目を見開いて、笑っている。向かいに座った母にも伝えたかったのだが、隣のカップルに聞こえそうなので止めた。

 結局、ホールケーキは切り分けられ、近くのテーブルに座っている客に配られたのだった。

 母や叔母が察知したところによると、あのカップルは夫婦ではなく、お忍びのカップルではないかとのこと。

「だって、女性に対して男性がやさしすぎるもの」とは母の談。言われて見れば、隣のカップルには、マンネリの夫婦にはない華やいだ雰囲気が漂っていたのだった。
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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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