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(12)NHKドラマスペシャル 白洲次郎

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IMG_0962.jpeg 映画ではありませんが、12本目は大好きなドラマをご紹介します。2009年に三回に渡って、NHKで放映されたドラマです。

第1回「カントリージェントルマンへの道」
 白洲次郎(伊勢谷友介)は、教師にも平気で反発する「傲慢(ごうまん)で驕慢(きょうまん)」な少年でしたが、英国ケンブリッジ大学に留学して運命の友人・貴族のロビンと出会い、真のジェントルマン道に触れます。

 帰国後、白洲正子(中谷美紀)との運命的な恋と結婚をきっかけに近衛文麿(岸部一徳)や吉田茂(原田芳雄)と親交を深め、戦争回避のための政治活動にのめりこみますが、やがて開戦。次郎は正子と、鶴川のカントリーライフを決意します。

第2回「1945年のクリスマス」
 鶴川の武相荘で、次郎(伊勢谷友介)は正子(中谷美紀)と子供たちと疎開暮らしを始めます。終戦後、吉田茂(原田芳雄)は、次郎を終戦連絡事務局次長に抜擢(ばってき)、GHQと対決する最前線に送り込みます。

 流暢(りゅうちょう)な英語を武器に占領軍と渡り合う次郎は、「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれます。その一方で、戦犯指名された近衛文麿(岸部一徳)が自殺を遂げ、次郎は深い悲しみに沈みます。

第3回「ラスプーチンの涙」
 次郎(伊勢谷友介)は新憲法作成を巡り、GHQと火花の散るような戦いを繰り広げます。吉田茂(原田芳雄)の懐刀として汚れ役を引き受け「現代のラスプーチン」とたたかれます。

 正子(中谷美紀)は青山二郎(市川亀治郎)たちと飲酒を重ね、次郎とすれ違いの日々を送ります。外貨獲得のため製鉄所を英国に売却しようとする次郎は、日本製鉄の永野重雄(遠藤憲一)と激しく対立。そしてついにサンフランシスコ講和条約締結の日を迎えます。

 英国仕込みの紳士道をプリンシプルと呼び、日本で初めてジーンズを履き、近年「日本一カッコいい男」と呼ばれ、注目を浴びている、真のリベラリスト白洲次郎。

 戦前は近衞文麿首相のブレーン、戦後は吉田茂首相の側近となって政治の中枢にいた、昭和史の鍵を握る人物であるにも関わらず、その生涯は歴史の闇の中に埋もれていました。

 白洲家の協力を下に、イギリスロケを含む壮大なスケールと知られざるエピソード満載で、白洲次郎の生涯を初めて映像化しました。ドラマの進行役は、生涯の伴侶であり、日本伝統の美を追究した稀代の目利きと言われた白洲正子。

「生き方の指針」として現代にも十分に通じる、白洲次郎の骨太なダンディズム。己の良心のみを信じ、輝かしい未来を夢見て、「敗戦」「占領」から「独立」へ激動の昭和史を生きた一人の侍のジェントルマン道を描いています。

 伊勢谷友介のフォーマルな演技、中谷美紀の型破りな淑女役が光るドラマです。
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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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