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(1)北茨城・豪華ふぐ&あんこう大名旅行(一日目前編)

IMG_9692(行き) 2019年12月16日〜18日まで、北茨城の温泉旅行に母と行ってきました。一日目はふぐ鍋、二日目はあんこうのどぶ汁を食べるという豪華旅行です(笑)。

 写真は、行きの上野9時30発の特急トキワ55号。天気は快晴。明日は雨。三日目は晴れときどき曇りの予報。一日目と三日目を有効に使おう!

IMG_2074(一日目朝食) トキワ55号の中で食べたおにぎり。朝食です。池袋駅のほんのり屋のもの。朝6時15分からやっています。

 母はいくら、辛子明太子。私は鮭いくら、宮城県産牡蠣(かき)めしむすびです。牡蠣まいうー。母よりいつも高いものを食べてしまって、すみません(笑)。

 池袋駅から2時間32分の列車旅。新幹線は速度が速いだけで味気ないけど、特急くらいの速さがいいです。車窓も眺められるし。

IMG_2077.jpg 大津港駅(おおつこうえき)に12時7分に着きました。初めて降りる駅です。無人駅。

IMG_2257.jpg まずは、タクシーで、この日お世話になる、あんこうの宿 まるみつ旅館に行き、動き安いように荷物を預かってもらいました。3時を過ぎないと送迎が使えないので、タクシーです。

●IMG_2080 大津漁港直営の市場食堂で昼食を食べました。宿からは、少し距離がありましたが、旅費を安くあげるため、歩いて行きました。

IMG_2097(一日目昼食) 母は、えび天重。1100円。

IMG_2107(一日目昼食) 私は、やなぎガレイ天丼。1150円にしました。旅館では、地物の生ものがたくさん出る予定なので、あえて天ぷら系をチョイス。

 カメラを撮ることに気を取られ、お味噌汁をこぼしました。

 大量のふきんやモップまで登場し、お店の人に悪いことをしてしまいました。ごめんなさい。お味噌汁は、ありがたいことに取り替えてくれました。

IMG_2110(一日目昼食) 目光唐揚(めひかりからあげ)という珍しい深海魚も食べました。400円。学名はアオメエソ。目が青色に光っていることから、めひかりという通称で呼ばれています。

『クッキングパパ85巻』で、博多の商店街で定食屋を営むママと、熊本で輸入雑貨の会社を経営している白川拓男(主人公の荒岩一味の大学の同期・ママとは別居婚)が秋田旅行をしたときに市場で見かけた魚が目光で気になっていました。

 地物・特大・無頭と書いてありました。身は白身で淡泊なお味。おいしゅうございました。

IMG_2131.jpg 北茨城市漁業歴史資料館のよう・そろーという施設にも行きました。よう・そろー(ようそろ)とは、航海用語で船を直進させることを意味する操舵号令。

 転舵(または転舵命令)の後、今向いている方向でよしという時に発することが多いそう。

 漢字では「宜候」または稀に「好候」とも書き、「よーそろー」と発声します。これは「宜しく候(よろしくそうろう)」が変化したものだとか。

IMG_2139.jpg よう・そろーは、2007年にオープン。しかし、2011年3月11日(3.11)の東北地方太平洋沖地震の津波で被害を受け、流出。

 その後、二年をかけて、復旧工事をし、2013年にリニューアルオープンしたそう。この扉の上の青い線は、津波がここまで来たという印。悲しいことに人間より高い位置でした。

IMG_2144.jpg 大津町出身の米米クラブの石井竜也の絵が飾られていました。タイトルは「海に続く道」。お爺さんと生前、手をつないで歩いた道だそう。実家は和菓子屋さん。

 包装紙の絵を石井竜也が描いていて、ファンが詰めかけていたという話を何かで聞きました。今はつぶれてしまったとか。

IMG_2171.jpg 常陸大津の御船祭。五年に一度、五月に開催。今年は令和元年5月2日、3日にやりました。令和になったばかりの大変おめでたい時期。いつもより人が多く集まったとか。

 お神輿を乗せた神船(大漁丸)を水主(歌子)の歌う御船歌やお囃子に合わせ、500人ほどの曳き手に曳かれ、町中を練り歩きます。

IMG_2150のコピー)
IMG_2153.jpg 船に車輪はなく、ソロバンとよばれる井桁状(いげたじょう)に組んだ木枠を敷いて、 20〜30人の若者が船縁(ふなべり)にとりつき、左右に揺らしながら、木枠の上を滑るように曳いていく、勇壮なお祭りだそう。

 国選定無形民俗文化財指定。これは模型ですが、左右に揺れて動きます。

IMG_2158.jpg「復興とわたし」という石井竜也のビデオメッセージ。大津町に愛着と誇りを持っていました。

IMG_2165.jpg ペリーが下田に黒船でやってくる30年前の1824年5月28日。大津港沖に停泊したイギリスの捕鯨船から小舟で異人が大津浜に突然上陸しました。

 当時の人は大変驚き、水戸藩や幕府の役人が40名、異人たちを取り調べました。

 食べ物や水がないという異人。ビタミン不足でなる敗血症の患者もいて、野菜や肉、水、酒を与えて、円満に解放したとか。

IMG_2166.jpg 漁師を描いた石井竜也の大きな油絵が飾られていました。

IMG_2173.jpg あんこうの吊し切り。神田須田町のあんこう鍋専門店・いせ源にも、あんこうと供に吊し切りの金具が店先に展示されていました。

IMG_2177.jpg あんこうの吊し切りのやり方。あんこうは、85%以上が水分で、巨体な上にやわらかく、ヌルヌルしています。

 そのため、まな板に乗せて切るのではなく、金具をあごにひっかけ、大きな口から水を入れて、吊した状態で回転させながらさばくそう。

IMG_2182.jpg あんこうは、身がやわらかく、淡泊な味わい。身をはじめ、皮や内臓、エラまで、その味わいや歯ごたえの違いを楽しむことができ、骨以外はすべて食べられます。
 
 主な部位をあんこうの「七つ道具」と呼び、肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・ひれ・皮・エラがそれに当たります。

 普通、私たちが呼んでいるあんこうは、キアンコウです。別名ホンアンコウ。あんこうの仲間では最もおいしいと言われます。

「南のふぐに北のあんこう」と言われ、コラーゲンをたっぷり含み、私たちが行った冬が旬。

 一年中獲れる魚ですが、寒さに備えて、肝が大きくなる冬が一番おいしくなります。

IMG_2183.jpg 明日、宿の夕食で食べる、あんこうのどぶ汁の作り方。どぶ汁、すごい名前だ。あんこう、野菜類、味噌が材料。鍋を火にかけ、あん肝をから煎りします。

 あん肝がオレンジ色になった頃、味噌と大根を入れ、ゆっくり混ぜ、あんこうとねぎなどを加えて、煮込みます。

 フタをして、ひと煮立ちしたら完成。あんこう鍋は、昆布などの出汁を使い、どぶ汁には水を入れないのが違いです。

IMG_2196.jpg あんこうの肝は栄養の宝庫。脂肪はDHAを多く含み、血中の中性脂肪やコレステロールを下げる働きがあるので、肥満抑制や動脈硬化、脳血管病などの予防に効果的です。

 その他にも、骨を丈夫にするビタミンD、老化を抑制するビタミンE、眼精疲労を回復し、抵抗力を高めるビタミンA、そして、鉄、亜鉛、銅などのミネラルも含みます。いいことづくしですね。

IMG_2205.jpg
IMG_2208のコピー 先代の天皇、皇后の美智子さまが大津浜の避難所に慰問に来た時のお写真。

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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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