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父の遺品のカメラ

IMG_0757.jpg 三日前、父の遺品のカメラを池袋のカメラのキタムラ中古買い取りセンターに売りに行きました。

 写真を撮るのが趣味だった父なので、14台もあったのですが、捨てるには忍びないと思い、誰かに使っていただければと思って、キタムラを訪れました。すべてフィルムのカメラです。

 14台のうち、電話査定で、状態がよければ500円で買い取りますと言われた3台を持って行ったのですが、1台のカメラのレンズが100円で売れただけでした。あとの2台は処分するしかありません。

 池袋のカメラのキタムラは、エレベーターのない3階にあるのですが、お店の方は3階まで階段を上ってきてくれたのにただで帰すのも悪いので、100円で買い取りますねと冗談めかして言っていました(笑)。

 写真は、リコーのRICOHFLEX。二眼レフのカメラです。これだけは、電話査定で状態がよければ1000円で買い取りますと言われました。

 父が亡くなって22年。オーバーホールをするには、もう部品がないので、個人でカメラを直している方にお願いするしかないそうです。そのため、修理代もかなりかかるとのこと。

 仕事で写真を撮ることも多いのですが、これは使い方もわかりません。でも、動かなくてもいいので、これだけは大事に取っておこうと思います。

 週末になると、父は母を連れて、尾瀬や湘南に写真を撮りに行っていました。「奥さん、今週も行く?」と母に聞くと、母が行くと言えば、ガソリンを入れにガソリンスタンドにいそいそと行っていましたっけ。

 気づいたときには、大腸がんの末期だった父。55歳の時でした。今とは違い、本人には告知しなかったのですが、そのため、病院を出て、自宅療養していた合間にも、写真を撮りに行っていました。

 父が亡くなった後、愛車のマークⅡを売りに出すとき、車のトランクからカメラと三脚が出てきて、それを見た母が涙を流していたのが忘れられません。

 出不精だった父は、若い頃から休日を家で、ごろごろと過ごすのが習慣だったのですが、子供も手を離れ、やっと母と出かける楽しみを覚え始めたばかりのときに訪れた突然の不幸。
  
 生きていれば、77歳。まだまだ母と出かけたいところがあったでしょうね。
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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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